新聞配達のこころ
第3回コラム
- 「新聞配達に関するはがきエッセーコンテスト」という賞がある。
「新聞配達に関するちょっといい話、日ごろ感じていること、心あたたまるエピソード、「こうしたらいい」と思っていること、新聞配達での経験など」を募集する今年で9回目のコンテストだ。毎年10月の「新聞配達の日」に向けて実施している。
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第8回のコンテストには6,987編の応募があったそうだ。今(平成14年8月現在)も昨年の最優秀作以下51編の新聞配達の入選作品がサイトに掲載されている。
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「新聞奨学生ガイド」のリンク集を作っていて掲載サイトを知り読んでみた。たいして期待していなかった私は不意を打たれた。
難聴の高校生の息子を持つ母親が新聞配達を通じて成長する姿を描く最優秀作。困っているおばあさんをさわやかに助ける新聞少年。父親の死をきっかけに不登校になった息子と新聞配達を通じた思いやりを感じた母親、、、
深夜を忘れて食い入るようにすべての入選作品を読み尽くし、そして思った。 朝早く雨の日も風の日も雪の日も休み無く配達する。多くの人の期待を強く感じ、それに応えられる仕事はそれほどない。新聞配達は「こころ」を配達する責任あるすばらしい仕事だった。
それ以来新聞を取り込む時少し丁寧に扱うようになった。
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夢を実現させようと新聞奨学生を目指すみなさん、現在がんばっているみなさん、誇りと責任を持てる仕事に携われることを喜びとしてください。
新聞奨学生ガイドは皆さんを応援します。
- *新聞配達をした著名人を知っている方はぜひ編集部までお知らせ下さい!
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