プロ野球界に大きな一石を投じた ライブドア 堀江貴文さん
第8回コラム
- 昨年の流行語のひとつ『新規参入』。受賞した堀江さんは「参入できなかったのに」と言っていたが、最初にライブドアが近鉄買収を表明しなかったら、楽天のプロ野球への新規参入はなく、プロ野球1リーグ制への道が開けていたに違いない。
楽天かライブドアか、どちらが選ばれるか‥‥多くの野球ファンはライブドアを応援していたのではないだろうか。参入は果たせなかったが、堀江さんの投げた石の波紋は大きかった。
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堀江さんは1972年福岡県生まれ、サラリーマン家庭の一人っ子として育ち、東大在学中にコンピュータービジネス中心の「有限会社オン・ザ・エッヂ」を設立した。その後事業領域を広げて、現在では弱冠32歳にして従業員1,300人の「株式会社ライブドア」の代表取締役社長である。
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初めてのパソコンは、中学生の時両親に買って貰った。しかし「それぐらいしか親から買ってもらったことがないです。あとは全部バイトで。新聞配達やってましたから」(『週刊朝日』11.29「マリコのここまで聞いていいのかな」より)。
また、新聞配達は、苦労だと思わなかった、人に頼るのがイヤと語っている。少年時代からのこの独立心が、堀江さんのスピード感溢れる行動力が次々と展開する新規事業につながっていったのだろう。
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今、新聞配達で朝早く走り回っている多くの新聞奨学生たちに、どのような未来が開けていくのだろうか。新聞奨学生ガイドは、君たちを応援しています。
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