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沢山の経験を糧に俳優デビュー|俳優 田宮五郎(たみやごろう)さん

第15回コラム

  •  今、放映中のTBSの人気ドラマ「孤独の賭け~愛しき人よ~」(4月12日スタート 木曜後10・00)で冷徹なビジネスマン役で注目されている田宮五郎さんは、1967年生まれ現在40歳である。
    昨年、俳優としては大変遅いスタートを切り、今年本名柴田秀晃を田宮五郎と改め本格デビューをした。その遅いスタートには理由がある。
  •  田宮さんの父はドラマ「白い巨塔」などで知られる田宮二郎さん。大映の看板スターとしてまたテレビ界でも人気を得るが43歳で悲劇的な死を遂げた。その父が「俳優になるなら人間を知ってから」との遺言を残した。田宮さんはそれを守り、様々な職業を経験したという。大学在学中から、日本語教師、大工、造園業、料理人など、なんとその数は60種以上にのぼり、住み込みの新聞配達も経験している。
    そして父の亡くなった年齢に近づき、ついに「急がなければ」とその父の本名吾郎を五郎として貰い俳優デビューをした。
  •  目の表情、ゆっくりした話し方など田宮二郎さんの面影を髣髴とさせる田宮さん。またその容貌も、父親譲りの甘いマスクにニヒルな影を漂わせ、1メートル86センチという長身に恵まれている。それに加えて、多くの体験を積み人間的深みを得た俳優としてこれからが大いに期待される。
  •  沢山の経験を積むのは大切なこと。将来、どんな職業につくかわからないが、君たちのいまの生活はきっと将来の糧となるだろう。
    新聞奨学生ガイドは君たちを応援しています。
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