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人と話すことが苦手な方に、必ずプラスになる!

髙塚学さん 大正大学 在籍中
髙塚 学 さん
出身県:茨城県
湘南工科大学 工学部 情報工学科 3年生
毎日新聞茅ヶ崎北部販売所 勤務中
2018年入会
人と話すことが苦手な方に、必ずプラスになる!
髙塚 学 さん
新聞奨学会に応募した動機は?(複数回答可で選択いただいた回答です。)
・親からの自立  ・家庭の経済的理由  ・お金を稼ぎたい  ・人に薦められて

新聞奨学生を選んだ理由を教えてください。
私は、センター試験でミスをしてしまい、第一志望の国公立大学をあきらめることになりました。そこで、私立大学への入学を決めたのですが、兄弟もいるため、「両親にできるだけ迷惑をかけたくない」と思っていたときに母親に勧められたのが「新聞奨学生」でした。最初はこのような制度があることを知らず、内容を聞き、素晴らしい制度だなと感じ「自立してみたい」「自分でお金を稼ぐようになりたい」と思い「新聞奨学生」として進学することを決意しました。

新聞販売店で働いて、ためになった事は何ですか?
この仕事を始める前は、人見知りが激しく、知らない人と話すということが出来なかったのですが、新聞奨学生として働いていく中で、お客さんと交流することが多くなり、自然とコミュニケーション能力か向上し、話すのが好きになっていました。それと同時に、相手に思いを伝えることの難しさなども感じ、「人と関わる」ことを新聞奨学生で学ぶことが出来ました。

新聞販売店で働いてつらかったことや、配達で注意している点はなんですか?
特につらかったのは「睡眠時間の少なさ」です。私は、理系大学生で、かつ教職課程も履修していたため、大学から帰ってくるのが遅く、一日の睡眠時間が3時間程度しか取れませんでした。なかなか前日の疲れが取れず、朝刊配達終了後も、朝早くから授業のため寝ることが出来ないなど、過酷な日々を送っており、大学生活初めは本当につらかったです。また、友達と遊ぶなどといった交流も制限されたのが大きなダメージでした。

後輩にメッセージをお願いします。
私みたいに、第一志望の大学に行けず、私立大学の進学を考えている皆さんにとっては、素晴らしい制度であると実感しています。学業との両立は本当に難しいですが、人と交流する機会が多く、今まで人と話すことがなかなか出来なかった方にとっては、必ずプラスになることがあります。また、両親に迷惑をかけたくないと思う方も、新聞奨学生を希望するならそれなりの覚悟と信念をもって、ぜひこの仕事をやってみてほしいと思います。

このメッセージは毎日育英会様のご協力により作成しました。

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